実機について |
2017年12月22日、コーエーテクモゲームスから登場した、バーチャルリアリティ(VR)体験マシン。 二社合併以来初となる、業務用ゲーム筐体である。 企画はコーエーテクモウェーブ・ゼネラルプロデューサーの襟川恵子。 システムは「プレイステーション4」専用VRシステム(PSVR)を、「VR SENSE」向けにカスタマイズしている。
カプセル型にデザインされた大型筐体である。1人プレイ専用。
座席から見て正面下にある投入口に所定の料金を入れて着席し、据え付けられている「プレイステーションVR」用HMDを装着する。 続いてHMDのピント調整、ヘッドホンやシートベルトの装着を行う。 他のVR体験施設と異なり、これらの準備は体験者自身が一人で行える様に配慮されている。 体験中の操作も、備え付けの「プレイステーション4」用コントローラーを用いる。 筐体は「スパーリングブルー」と「スパーリングシルバー」の2種類があり、搭載されているVRコンテンツが異なる。 1つの筐体に3種類のコンテンツが搭載されているが、最大5種類まで追加する事が可能。 【スパーリングブルー】
【スパーリングシルバー】
今後の展開として、「進撃の巨人」「戦国無双」などの新たなVRコンテンツの制作や、各コンテンツへのキャラクター・ステージの追加、 【参考資料】 コーエーテクモウェーブ「VR SENSE」公式サイト
Social VR Info(株式会社ビジブル)
電ファミニコゲーマー(ドワンゴ) |
2018年3月の作品テーマは「テクモ」(旧社のテーカン、更に現在のコーエーテクモゲームスも含む)でございます。 一連のミニチュア作品は1月末から制作開始。特に「VR SENSE」は今回の目玉として最初に手掛けたものの、 失敗と手直しを繰り返した結果、一番最後に完成となりました。 曲面の加工は熱を一切使用せず、プラ板を箱組にして裏側にエポキシパテを盛り付けて地道に削りました。 あまり好きじゃない加工法なもんで、完全にパテが埋まってない部分もチラホラと… 内部も殆ど見えないのを良い事に、細かく作り込んでいません。 苦労した割には、ちょっと納得いかない出来栄えになってしまいました。 バンダイナムコエンタテインメントの「VR ZONE」、セガの「VR AREA」、タイトー(スクウェア・エニックス)の「VR GAME STAGE」… 1990年代に一時期ブームになっていた「バーチャルリアリティ(VR)」が、業務用・家庭用・スマートフォンアプリ向けなど、 新しいエンターティメントとして再び脚光を浴びています。 そして、コーエーテクモゲームスも「VR SENSE」を引っ提げて、このジャンルに参入となりました。 早速、作者も地元から近い、大阪日本橋の電気街にある「タイトーステーション日本橋店」へ! 最近、家庭用ゲーム機でも競馬ゲームに凝り始めてるので、とりあえず「GI JOCKEY SENSE」を体験してみました。 シートからの振動に、正面から吹き付ける風と合わせて、本当に馬に乗って疾走しているような感覚でした。 体験料金は少々お高い気がしますが、どのコンテンツも基本的にステージクリア式になっていて、 ゲームに慣れれば長い時間体験出来るので、ある意味お得かも… 長期間稼働したコンテンツは「PSVR」へ移植も検討しているらしいので、今後の展開に期待したいところですねぇ。 作者としては、業務用で遊ぶにはちょっと恥ずかしい「DOA Xtreme SENSE」を、自宅で堪能したいなぁ…(笑)
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